膝関節・足関節のスペシャリストである東山礼治医師からご挨拶

「富士宮市の皆様、こんにちは。東山礼治です。この度は貴重なご縁により、片桐整形外科で勤務させて頂くことになりました。富士整形外科病院では多くの手術を片桐先生とともに行っておりましたが、また一緒に皆様への医療に貢献できることをとても嬉しく思っております。私の考案した足の靭帯の手術ビデオには片桐先生も多くの協力を頂いており、その一つである「AAARR(あーる)」という「前距腓靭帯を修復(縫合)しながらも再建もする(新しい腱で置き換える)方法」の英語論文では共同著者になって頂いております。膝の前十字靭帯(ACL)損傷に対するACL再建術では、内旋不安定性の強い人や、全身関節弛緩性の強い人、アスリートで再断裂が多いと言われており、このような患者様には前外側靭帯(ALL)再建術を追加することで再断裂率を減らすことができると報告されております。私は本邦で早くからALL再建術を積極的に追加しており、多くの経験を有しております。また半月板の内視鏡手術では半月板の切除を最小限にし、半月板縫合術・中央化(centralization)・後角再建術などを適切に組み合わせ、半月板の温存・関節軟骨の温存に最大限つとめております。皆様とのご縁に感謝し、少しでも長持ちする正常な関節を目指して、新しい手術、侵襲の少ない治療を提供して参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。」

スポーツ整形外科(膝・足)

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